11月15日・16日の二日間、8期生初の徳島県牟岐町で一泊二日の合宿を行いました。約4時間半の移動で少し疲れもありましたが、のどかな牟岐の景色や温かい皆様に迎えられ、気持ちが一気にほぐれました。1日目は、牟岐の方々との自己紹介やゆずに関するインプットワークを行い、実生ゆずの収穫と絞り体験にも挑戦。高い木から収穫するゆずの特徴を知りながら作業し、とても貴重な経験になりました。夜はTurn Farmでピザ作りをしながら交流し、笑いの絶えない温かい時間を過ごしました。
2日目はモラスコ牟岐で地域についてさらに学び、出羽(てば)島では散策や貝殻拾いを通して自然の豊かさを実感。絶景に心が癒されました。昼食のラーメンでお腹を満たした後、遊観で下之坊さんと対話し、今後の活動に繋がる大切なお話を伺いました。今回の合宿は、牟岐を深く知り、たくさん学び、楽しさと幸せを実感できた本当に充実した二日間でした。
実生ゆずの収穫&絞り体験
牟岐の実生ゆずは、昔から自家消費用として各家庭で栽培されてきたもので、家にゆずの木があるのが特徴です。また、高さが約10メートルにもなる、とても立派な木であることにも驚きました。
はじめに収穫方法の説明を受け、ゆずを下に落とさないよう慎重に作業しました。ゆずの収穫は初めてで、とても貴重な体験でした。天気にも恵まれ、まさに収穫日和!みんなで声をかけ合いながら、楽しく作業を進めることができました!
その後は加工場に移動し、収穫したゆずを搾ったり、種や果肉を取り除く工程にも挑戦しました。加工場にはゆずの爽やかな香りが広がっていて、まさに幸せ空間!牟岐の方々が丁寧にやり方を教えてくださり、初めてでも安心して取り組むことができました。全員で協力しながら、最後まで楽しんで作業をすることができました!
Turn farmで交流会
1日目の夜は 若者交流施設Turn farm(ターンファーム) にてピザとポトフを夕食にいただきました。まずは木原ゼミ6期生の森野さんが朝から仕込んでくださっていたポトフ。海外のコンソメを使用したスープは、日本で食べるコンソメスープとは少し違った風味で、野菜もたっぷり入っていてとても美味しかったです。
また、森野さんが前日からピザ生地も仕込んでくださっており、Turn farm の石窯でピザを焼きました。玉ねぎ、ベーコン、パプリカ、マッシュルームなど具沢山で、協力してトッピングをする時間もとても楽しかったです。ゲームでピザの争奪戦をしたり、焼き上がったピザをみんなで味わったりして、初めての合宿で緊張していた気持ちも少しずつ和らいでいきました。
さらに、ピザが焼けるまでの間は卓球や簡単なゲームをして自然と会話が増え、場の雰囲気もぐっと和やかになりました。このリラックスした時間のおかげで、緊張もだいぶほぐれたように感じました。
牟岐の方々とミーティング
2日目の朝に少年自然の家を出て牟岐のきれいな海をみんなで見た後に、モラスコ牟岐で飲み物をいただきながら大西さんたちの話を聞きました。私たち8期生は今回初めて大西さんにお会いしました。今年の牟岐町では実生ゆずが気候のせいで昔のように綺麗に育ちにくくなってしまっていることをお聞きしました。牟岐町の実生ゆずは利益を上げることが目的で栽培されているのではなく自分たちでゆずを食べるためや関わっている人たちに食べてほしいという思いで作られているそうです。ゆずを通して牟岐のことに少しでも興味を持ってもらいたいという切実な思いも込められていることを知りました。問題なのはゆずを栽培する人の後継がいないことやゆずの木が高齢化してしまっていることなどがあります。このような問題を解決するためにこれからもっと私たちは牟岐町について知りメンバーで意見を出し合っていきたいと思いました。
絶景に包まれた出羽島散策!
私たちは牟岐町から船に乗り、出羽島(てばじま)へと向かいました。船の上では強い風を全身で感じ、海は驚くほど綺麗な青色に輝いていました。出羽島は11月とは思えないほど暖かく、穏やかな雰囲気も感じられました。
出羽島は古くから漁業を生業としてきた島で、現在の人口はおよそ30人だそうです。
私たちが出羽島に到着して最初に向かったのは展望台でした。約140段の階段を息を切らしながら登り切ると、そこからは広大な海と島に受け継がれてきた街並みを一望することができました。その景色はとても美しく見とれてしまうほどでした。
展望台を後にした私たちは山道を降り、海辺へと向かいました。そこで、今後の活動に活用したいと考えていた貝殻を拾いに行きました。浜辺にはさまざまな形や色の貝殻があり、一人一人が自分のお気に入りの貝殻を見つけ夢中になって集めました。自然に触れながら過ごす時間はあっという間に過ぎ、私たちは名残惜しさを感じつつ出羽島を後にしました。
短い時間ではありましたが、出羽島の自然などに触れ、多くの発見と感動を得ることができた貴重な経験ができました。
下之坊さんとの交流
遊観は、寺院として地域に根ざしてきた場所を活かし、「対話」を中心に据えた交流施設として運営されている施設です。内部には、落ち着いて話したり考えたりできるオシャレな空間が整っており、世代や立場を越えたつながりが生まれることも。参加者が自分の思いを言葉にする、本音を話せる開かれた場として機能しています。
下之坊さんは大企業に就職したものの、「やりがいはあるが手触りがない」という違和感から退職。その後、正観寺の娘さんとのご縁から「寺を活用し、地域の人が集まれる場をつくりたい」という思いが生まれ、牟岐町での対話の場づくりを始めたそうです。地域とのつながりが弱まり、本音を話す機会が減っている状況をなんとかしたいという思いが形になったのが現在の遊観です。
また下之坊さんは、「やりたいことは、気づけばもうやっているものだ」と語ります。遊観の取り組みそのものが、自身の“やりたいこと”と自然に結びついていると感じているそうです。
遊観では、互いの価値観に触れられるイベントが多く開かれており、アートイベントやクラシックコンサート、映画館のない町で月に2回ほど映画を上映するシネマ牟岐など、様々な楽しいイベントが行われています。また、牟岐の若い世代の人が気軽に集まることのできる場にもなっており、定期的にご飯会が行われるなど、あたたかく居心地の良い場になっています。
3階はフリースペースとして開放されており、ゆったりとしたリラックスできる空間になっています。過去のアートイベントで作られた家具や、作品、多くの本に囲まれた場所で暖かみを強く感じました。
町の人にとって居心地が良い場所となっているように、私たちもこの場所でさらに交流を深めたいという気持ちになりました。
次の合宿で利用させていただくことを楽しみにしています!







































